大東市 屋外・屋内手摺取付工事
今回ご依頼頂きましたお客様は、他のお客様の所で工事をしている際にお声をかけて頂き、ご依頼していただきました。 工事をしていて近所の方に声をかけて頂けるのは本当に嬉しいです。
お声をかけて頂いた内容は、手すりを取り付けて欲しいとのことでした。
お伺いさせて頂き、お話をお聞きしました。
まだまだ全然健康なご夫婦でしたが、「いずれ必要になるから。今でも手摺があった方が安心やから」と。
屋内は、階段部分・トイレ内・浴室内・洗面脱衣所。
屋外は、階段部分です。
玄関が前の道路から階段で上がった所になるので。
各所、お客様と位置・高さなどを確認して頂きながら取付位置を決めていきます。 使いにくかったら何にもならないですもんね。
屋内の手摺は握りやすい木製の丸い棒を使いました。たまにステンレス等で取り付けているところもありますが冬場は冷たかったりするので、木製がおすすめです。
まずは、おトイレ。トイレの壁がタイル張りなんです。毎度ですが、タイルは取付の際に割れてしまう事があるので緊張します。 割れてしまったら終わりです。
タイルに穴をきれいに開けれるキリを使うのですが油断は禁物。
便器の横に縦型と横型を取り付けました。 本当なら縦と横は連続してL型にすれば良かったのですが、ペーパーホルダーの位置が今のままが使いやすいとの事でしたので、縦と横に分けました。
続きまして、階段部分の手摺です。
この階段は回って、真っすぐ、そのあと回る。 2回、曲がります。
リフォームの場合、壁の下地の位置がなかなかハッキリとは判らないことが多く下地の位置を外して取り付けると危険ですので、先に補強の板を取付させて頂きます。 この板を付ける前に下地の板を探していきます。ある程度、家を建てる時に柱・間柱の位置は決まっているのですが、寸法通りに入っていないお家はたくさんあります。
下地を探すのがごっつい難儀する時があります(>_<)
下地の位置が判れば補強板を取り付けて手摺をその上に取り付けていきます。手摺の端部分(手摺の始まり部分と終わり部分)は、服の袖が引っ掛からないように曲がっているものを使用します。
出来るだけ連続して、間が空かないように取り付けます。
浴室内は浴槽から立ち上がりする時に使うL形を2か所と、浴室へ出入りする時に使う縦型を取付させて頂きました。
屋内が終われば、次は屋外です。
屋外の手摺はアルミを芯材として表面を樹脂で被覆している耐久性の良い・手触りの良い丸型のパイプを使っていきました。
屋外の階段もタイルを張ってありました。 手摺は壁に取り付けずに階段の踏む部分に支柱を立てて手摺を取り付けていきました。
支柱くらいの大きさの穴をあけて支柱を立てていく場合もありますが、今回は支柱1本につき4か所の穴を開けて穴をあけて、4本のアンカーボルトで支柱を固定していきました。
屋外手摺も屋内と同様に出来るだけ連続させるように取り付けていきます。
これで屋内・屋外とも安心です。